桐朋講座の前期が終わりました

今週で前期分が終了しました!
これで秋休みに入ります。

今期は作曲家の自筆譜のファクシミリを見てきました。
実際に見た作品の主なものを並べると・・・
バッハ「マタイ受難曲」、ヘンデル「メサイア」、モーツァルト「レクイエム」
ベートーヴェン「交響曲第9番」、ロッシーニ「セヴィリアの理髪師」
シューベルト「冬の旅」、パガニーニ「24のカプリース」
ショパン「ピアノ協奏曲第1番」、シューマン「詩人の恋」
メンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲」、ブラームス「ハイドンの主題による変奏曲」
ドビュッシー「前奏曲集第1集」、ラヴェル「ラ・ヴァルス」
チャイコフスキー「交響曲第6番悲愴」、マーラー「交響曲第9番」
シェーンベルク「グレの歌」

実際はもっと沢山見ましたが
ちょっと並べだけでも、傑作揃いの豪華なラインナップですよね!
こういった誰もが知っている名曲が、まさに作曲家の頭の中から世に生み出された瞬間に
どのような状態であったのかを知るということは
とてもエキサイティングな体験でした。
流麗な筆跡のバッハやドビュッシーに
とても几帳面そうなシェーンベルク、情熱に身を任せているような力強い筆致のベートーヴェン
シューマンの繊細で優しい筆跡も素敵でした。
モーツァルトの間違え一つ無い楽譜に、シューベルトの暖かみのある音符たち
どれも作曲家の新たな一面に気付かされました。

最終回ということで、離島から飛行機で駆けつけて下さった方もいて
有難かったです。
今また後期のテーマを考えているところですが
色々新しいことを発見していきたいです!